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  • 執筆者の写真Muratsubaki Tetsuroh

「小中学生「川柳」冊子自主発行~7年間延べ149人の投句を冊子に」


コラム連載 13 日々勉強 日々感謝

「小中学生「川柳」冊子自主発行~7年間延べ149人の投句を冊子に」


 当麻町学童保育センター指導員を勤められる林義明さん。自主発行された冊子を手にご来庁いただきました。

 冊子はじめに書き綴られていますが、指導員就任当初、子どもたちと何かをチャレンジしたいと思っていたところ、「週間道新こども川柳」コーナーを目にし、学童保育チャレンジの時間に「せんりゅう」をしてみることに。「初めは戸惑っていた子どもたちでしたが、徐々に慣れるにつれビックリするような川柳を書いてくれるようになっていきました」と振り返られています。


 「当麻町の小中学生 川柳」と題し、冊子を自主発行。学童保育に通う子どもたちのほか、当麻小学校の理解を得てその他の子どもたちへの啓発活動も行われてきました。冊子には、7年間で延べ149人もの子どもたちから7千を超える川柳がまとめられています。

 新型コロナウイルス感染症拡大のため、一時学童保育も閉鎖されるなど、出版作業ができる環境ではなくなり、自粛を余儀なくされ当初予定発行時期が遅れたとのことですが、2021年3月10 日、発行されました。

 ご苦労も多かったと思います。冊子の発行、おめでとうございます。


 小学校低学年から高学年まで、投句した川柳を見ることができる「当麻町の小中学生 川柳」。子どもたちは冊子に掲載されている数々の自身の川柳を目にし、自身の成長や思い出を振り返られるのではないでしょうか。子どもたち、ご家族共に、微笑ましく拝読されるものと思います。

 冊子は、町立図書館にも寄贈いただいており閲覧できる他、貸し出しも行っています。町民の多くの方にぜひご覧いただきたいです。


 冊子あとがき。林さんの思いが綴られ、一句で巻末を終えられています。

 「さて、このような活動をいつまで続けていけるかは、神のみぞ知るところでしょうが、私が何とか元気なうちは、子ども達のエネルギーに支えられながら、出来るだけ長い間続けられたらと思っております。」


 「続編の 構想だけは 出来ており」



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