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執筆者の写真Muratsubaki Tetsuroh

支援への感謝とまちづくりの成果をご報告~ふるさと納税返礼オンラインツアー


コラム連載 7 日々勉強 日々感謝 「支援への感謝とまちづくりの成果をご報告~ふるさと納税返礼オンラインツアー」

 コロナ禍だからこそ、できることを考え行動する。8月23日、ふるさと納税を通じて当麻町を応援いただいている方を対象とした「全部ある当麻町バーチャルツアー」を開催した。  私自身が「町長ガイド」として約2時間、役場新庁舎をはじめ、田んぼの学校、くるみなの木遊館、くるみなの庭、山本精肉店、とうま山キャンプ場などを案内しながら、「食育・木育・花育」の3育による当麻町ならではのまちづくりについて、約40人の参加者に報告をさせていただいた。

 2019年度の町への寄付額は、約5億4200万円。米やでんすけすいか、ジンギスカン、トマトジュース、有機野菜セットなどの返礼品が人気を集めている。  寄付金を3育の事業推進に活用させていただいており、ツアーは寄付者への感謝とその成果を伝える目的で初めて企画。本来であれば町に来ていただきご案内したいところであるが、新型コロナウイルスの影響でオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、生中継配信する初の試みにチャレンジした。

 話題性を高めるためにも「町長ガイド」を前面に打ち出し、ライブ感と双方向のコミュニケーションをとりながら進行。「すいかの王様でんすけすいかの初競り価格は?」などZoomの投票機能を使ったクイズや、当麻鐘乳洞での洞窟ナイトツアーなどの映像も交えながら、画面の向こう側の寄付者と交流。当麻町へのエールや、あたたかいコメントも多くいただき、ゲスト出演された皆さんからは、笑顔がこぼれていた。

 田んぼの学校からの中継では、でんすけすいか生産者でもある舟山賢治学校長に対し「3年連続リピートしています」「でんすけすいか大好きです」のほか、「フナヤマさんって、フナヤマ ケンジさんですか?生産者名シールに書いてありました。おいしいでんすけすいか、ありがとうございました☆」と、オンラインながら運命的な出会いのメッセージに驚きと、心あたたまる一幕であった。

 今回の初の試みは、新聞やテレビで報じられるなど、関心と注目を集めることができた。  私たち生中継配信チームとしては、機材トラブルなど冷や汗もののシーンはあったが、日々進化するインターネット配信技術を生かした新たな手段への可能性を感じるチャレンジとなった。  今年度はあと2回の開催を予定している。四季の移ろいがはっきりと表れる北海道の空気感、配信季節に合った当麻町ならではの「風」を感じていただけるよう、内容を工夫しお伝えできればと思っている。

【当麻町YouTube】当麻町バーチャルツアー ハイライト https://youtu.be/PtsHx9Cforc



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