宇園別小学校、123年の歴史に幕
- Muratsubaki Tetsuroh

- 4月10日
- 読了時間: 2分
【コラム連載 62 日々勉強 日々感謝】
宇園別小学校、123年の歴史に幕
3月15日、当麻町立宇園別小学校において、最後の卒業式、閉校式が執り行われた。明治36年の開校から123年。地域とともに歩み続けてきた学び舎が、その長い歴史に幕を下ろした。
「すてきな人たちと出会い、いろんなことを学んだ宇園別小は、ありのままを表現できる大事なステージでした」最後の卒業生の一人、児童会長の大橋稀杏さんの言葉。
卒業生3人の門出を祝うとともに、在校生1人、南信重校長はじめ教職員、地域の皆さんが一堂に会し、学校への感謝と惜別の思いを分かち合う時間であった。
閉校を迎えるにあたり、この一年、記念事業が行われてきた。
昨年の秋には、学習文化発表会後に「校歌を歌う会」を開催。児童、教職員、同窓会長の藤中敏彦さんをはじめ地域の皆さんが心を一つにして歌った校歌を収録。これまでの長い歩みを包み込み、未来へとつなぐ大切な思いを歌声に込めて保存された。
また、児童4人が記念パネルを制作。赤や緑の葉をつけた大きな木と、4人の子どもたちの姿が描かれ、学び舎で過ごしたかけがえのない時間や、ふるさとへの思いが色鮮やかに表現された。その大作は、未来へとつながる大切な証として、宇園別公民分館に展示される。
閉校式では、宇園別小学校の子どもたちから「未来へのバトン」が、当麻小学校の松川弘校長へと手渡された。その光景は、これまで紡がれてきた年月の重みと、これからへと続く確かなつながりを象徴するものであった。
この地で育まれた学びと絆。長きにわたり学校を支えてこられた地域の皆さん、歴代の教職員の皆さんに、心より敬意と感謝を申し上げる。
卒業生2,352人。宇園別小学校、123年間、ありがとうございました。
当麻町長 村椿哲朗(広報紙我が郷土 令和8年4月号掲載)




コメント