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  • 執筆者の写真Muratsubaki Tetsuroh

「おかえりなさい」3年ぶりの蟠龍まつり

コラム連載 27 日々勉強 日々感謝

「おかえりなさい」3年ぶりの蟠龍まつり


 町民皆さん、待ちに待った、3年ぶりとなる「とうま蟠龍まつり」開催。8月7日、一部で規模の縮小や見直しがあったものの、たくさんの出店もいただく中、笑顔で楽しまれる光景が広がった。「皆さん、おかえりなさい」。蟠龍まつりが当麻町に、戻ってきた。

新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を講じての開催。本年は、当麻町開町130年の節目の年にあたる。先人への感謝と、これからのまちづくりへの思い、活気あふれる一日となったこと、実行委員会、運営スタッフ皆さんにお礼を申し上げたい。


 子ども蟠龍太鼓の演奏を皮切りに、町内小学校児童によるYOSAKOIソーラン踊り、全町各地区チーム皆さんの交流と熱戦が繰り広げられた「蟠龍玉入れ大会」、各団体に加え当日一般参加まで多くの皆さんが参加された踊りの輪「とうま音頭 千人踊り」。夕方からは、当麻中学校吹奏楽部による演奏、ダンスパフォーマンス。さらには、当麻町が誇る郷土芸能、勇壮な蟠龍太鼓の演奏、蟠龍隊による龍おどり演舞が披露された。

 この日のために、練習を重ね、気持ちを高めてきた出演者皆さん。今年こそはと気持ちをつなぎ、あふれる情熱を爆発。出演者の躍動を心待ちにしていた観客皆さんと気持ちが一つとなった、心躍るステージが繰り広げられた。


 当麻町の元気あふれるまちづくり、町民皆さんの、子どもたちの楽しい夏の思い出となることを、心より願った3年ぶりの蟠龍まつり開催。フィナーレの打上花火をステージ上から見つめ、盛会の喜びと共に、ここに至るまでの感慨深い思いが込み上げてきた。


―あふれる当麻愛を、皆さん、ありがとうございました―



当麻町長/村椿哲朗


(令和4年9月号・広報とうま掲載コーナー・第27回随筆)





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