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  • 執筆者の写真Muratsubaki Tetsuroh

新型コロナウイルスに感染して

コラム連載 26 日々勉強 日々感謝

新型コロナウイルスに感染して


 新型コロナウイルス感染が判明し、自宅療養期間の10日間を経て、7月31日より公務復帰。不在により、町民皆さんにはご迷惑をおかけしました。

 ワクチン3回接種の効果もあり、重症化もせず、発熱もなく、のどの違和感を感じる程度の軽い症状で済んだものと感じている。後遺症も残っておらず、元気いっぱい公務に励んでまいりたい。ご心配をおかけしました。

 自宅療養中は職務代理者を置かず、スマートフォンやノートパソコンを活用し、オンラインや電話で随時、打ち合わせを行った。体調の変化に気を付けながら、療養と公務をリモートで並走。遠藤憲彦 副町長、中村欣也 教育長はじめ、職員皆さんに感謝したい。


 日々の体調・健康管理について、これまでは、保健師さんなど上川保健所スタッフ皆さんが一人一人に電話で聞き取り、確認していたのだが、大変な時間と労力を要してきた。人手が足りず、当麻町からも保健師が応援に駆けつける場面もあった。

 改善策として導入されたのが、「MY HER-SYS(マイハーシス)」。ICT技術を積極活用し、専用のアプリをスマートフォンで開き、日々の体温、血中酸素濃度など、簡単に入力し送信報告が可能。このことは、療養者、確認する側にとって、お互いにとても有益なものだと実感した。

 緊急時や不安な際には、保健師さんなど上川保健所相談センターへ電話でつながり、安心だ。自身が当事者となり改めて、円滑な対応体制へと改善が繰り返され、構築がなされてきたことを実感する療養期間であった。


 国、道、町、医療機関、関係スタッフ皆さんに支えられ、安心して療養することができる体制が築かれている。支えていただく日々のご奮闘に、心より感謝と敬意を表したい。「ありがとうございます」。

 新型コロナウイルス「第7波」。感染拡大防止と、社会経済活動を止めずに両立させることの重要性。新たな局面を迎えている。


当麻町長/村椿哲朗


(令和4年8月号・広報とうま掲載コーナー・第26回随筆)




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